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『FF14』パッチ7.2吉田P/Dインタビュー。今回のパッチは過去最大級のボリュームに。クレセントアイル&コスモエクスプローラーの特大コンテンツに加えてスプリントの調整も!
https://www.famitsu.com/article/202503/36244



――以前発表されたホワイトボード機能やチャットバブル機能などの進捗についてはいかがでしょうか?

吉田 もともとパッチ7.2でホワイトボード機能のベーシックバージョンをリリースしようと考えていたのですが、機能が中途半端な状態だと判断しましたので、パッチ7.3をリリースターゲットとしています。ベーシック版でもゲームに実装するものとしては十分な機能があると思うのですが、PCで遊ばれている方はDiscord(ディスコード)などを使っているとすれば、それと比較になると、やはり中途半端さがある。

家庭用ゲーム機版だと必ずしもそういった機能が使えるわけではないので、もちろん需要としてはあるのですが、キチンと『FFXIV』ならでは、を強化してお届けしたいと考えています。一般的なホワイトボードアプリは、いろいろな用途に使えるように作られていますが、『FFXIV』内に実装するものは、『FFXIV』での話し合いに明確に役立つものにしたいな、と。



――具体的になどのような部分でしょうか。

吉田 保存しておいた散開図をホワイトボード用にすぐに出せるとか、各ジョブアイコンやジョブドットが使えて、さらにパーティメンバーのジョブに合わせて自動的にアイコンが切り替わるとか、きっちり作成したフェーズごとの図案を他のプレイヤーに配布できるなど、そういった“『FFXIV』ならでは”な機能があったほうが、ゲーム内に実装するシステムとしては使いやすいだろうと考えています。

試作はすでにできあがっており、最終的な落としどころをバトルコンテンツチームとUIチーム、そして僕によるフィードバックで決めている最中ですので、もう少しお待ちいただけると幸いです。

中途半端な機能のまま出してしまうと、使っていただけない状態が続いて、アップデートしても利用者が増えないといったこともありますので。現在、レイドなどでは多数の人がフィールドマーカーの保存機能を利用してくださっていますが、同じように、プレイヤーの皆さんに便利だと思っていただける機能にしていきたいと思っています。