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「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」に向け、まだ語られていないキャラクターたちの想いなどを綴った特別な読み物、「黎明秘話」を公開しました!

今回は、「第2話:メルウィブの罪」をお届けします。



第2話:「メルウィブの罪」
ウ・ガマロ武装鉱山で行われた和平交渉が成功裏に終わり、長年対立してきたリムサ・ロミンサとコボルド族の間に和議が結ばれた。 その大事を成し遂げ、提督室へと戻ってきたメルウィブ・ブルーフィスウィンは、愛銃の手入れをしながら、ふと初めてこの二丁の銃を撃ったときのことを思い返した。

遡ること第六星暦1562年。

当時、リムサ・ロミンサでは、クリスタル輸送中の商船がサハギン族に襲撃される事件が頻発していた。
クリスタルは産業の要である。その流通が止まれば、海都の溶鉱炉から火は消え、職人たちは槌を置かざるを得ない。
この危機に対し、ひとりの大海賊が立ち上がる。有力海賊、シルバーサンド一家の前首領「ブルーフィス」だ。彼は数年前に首領の座を、娘であるメルウィブに譲っていたが、未だ大きな影響力を保持しており、娘たちに洋上の警戒に当たるよう号令を発したのだった。
仁義に厚い父を敬愛していたメルウィブは、その命を受け、連日のようにロータノ海に船を出した。

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