hik_01





発表会には、主演を務める千葉雄大さん、馬場ふみかさんをはじめ、千葉さん演じる稲葉光男が操作するキャラクター マイディーの声を演じる南條愛乃さん、リアルパートの監督を務めた野口照夫氏、ゲームパートの監督を務めた山本清史氏、「FFXIV」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏ら、多数の関係者が出席。
物語の主役である“光のお父さん”を演じた大杉漣さんも、ビデオレターで挨拶した。

hik_01


発表会は俳優、歌手が登場するリアルパートの記者会見と、ドラマの原作者であるマイディーさんが、そのままのキャラクターでエオルゼア内に登場し、記者会見場から声でマイディーさんに質問するというゲームパートの記者会見の2部構成で行なわれた。

hik_13


ドラマ「光のお父さん」がユニークなのは、実写映像に加えて、ゲーム映像もふんだんに使われているところだ。
ゲームパートの説明は、ゲームパート部分の監督を務めた山本氏が解説を行なったが、ゲーム内でロケハンをし、晴れ待ち、雨待ちをしたという意外なエピソードが披露された。

ゲームファンならご存じの通り、ゲームにはデバッグモードというものが存在し、CG映画のように、舞台や時間、天候、キャラクターなど自由に設定してシーンを撮影できる
ストーリーが展開されるカットシーンなどはそのようにして作られているが、ドラマ「光のお父さん」ではそれを否定し、通常の実写ドラマと同じように、ゲーム内でロケハンし、出演キャラクターとテキストベースでの綿密な打ち合わせを行なうなど、まさにゲーム内でドラマを作成するような手法で各シーンを収録したという。

hik_18


吉田氏もそのこだわりには感心した様子で、「FFXIV」ユーザーは映像を見たときに、「これホントにできるの?」というシーンが出てくるんですけど、でも事実、皆さんは我々のサポートを振り切って創意工夫で撮られたので本当に凄いと思います。ぜひ見てみて欲しいな」と絶賛。
これを受けて山本氏は、「最後にツインタニアという敵を倒すんですけど、死ぬかと思った(笑)」と、プレイとは別の意味で死ぬほどツラい経験をしてしまったことを告白
ツインタニア戦は第7話に登場らしいが、どのようなシーンに仕上がっているのか楽しみだ。

そしてもうひとつこのドラマがユニークなのは、光生が操作するゲーム内キャラクター マイディーが喋ることだ。
この声を、「FFXIV」ラジオ「南條愛乃・エオルゼアより愛をこめて」でもお馴染みの南條愛乃さんが担当しており、そのほかにもマイディーのフレンドのボイスを複数の声優が務めている。この実際のゲームにはない拡張された演出にも注目が集まるところだ。



GAME Watch:「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」記者会見が開催