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私は、フォルタン家の使用人である。
勤続年数はそろそろ5年。新人たちには、それなりに良い先輩として慕われていると思う。

しかし我が主たちにとっては、依然、名前までは覚えていない程度の存在だ。
フォルタン家の使用人といえば、優に100名を超えているのだから仕方ない。
私は早く名指しで用を承るような使用人になりたいと、忠実に日々の仕事に励んでいた。
(一部抜粋)

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公式サイト:「その旅路の始まり」